おパリへ行ってまいりました

  • 2012.06.14 Thursday
  • 23:54
5月末日より4泊6日のパリの旅を急に思い立って敢行してまいりました。

思えば、フランス・パリに行きたいと思いながらも一度も行ったことがなく。
パン屋をやっているのであれば、そしてフランスの田舎風の薪窯を使っているのであれば 一度は見てみないといけない!という使命感に燃え(という気持ち半分、純粋なパリへの興味半分で^^)比較的安く行けるこの時期を逃すまい!と。




この本を頼りに、パリ初心者にもかかわらず
ベルサイユ宮殿にも、ルーブル美術館にも行かずに
パン屋さんめぐりをしよう!と計画を立てました。

さて一日に何件周れたでしょうか?☆
一人旅なので、食べられる量にも限りがありました・・

日本に帰ってきて、週末にパンを焼き、
すっかり日常生活に戻ってまいりましたが
写真を見ながら、またちょっとパリ気分を
思い出してみようと思います。


ツールドフランスパン  1

  • 2012.06.14 Thursday
  • 22:06
直行便で12時間、夕刻にシャルルドゴール空港に到着!
タクシーでホテルまで向かいます。
夕方のラッシュと重なってしまったのか・・非常に道路が混んでいて、通常であれば30分くらいで着くはずが、小1時間ほどかかってしまって。

カラダは疲れているけれど、
ホテルがパリの繁華街からは少し離れたところにあり、
どうもパリに来たという実感がない・・・

というわけで



凱旋門にごあいさつ!

おお〜☆
パリだ〜!!

想像していた以上に大きいです。
人間がゴマのようにちっこくみえる〜

そして、20時過ぎだというのに
明るいですねぇ。
これは気をつけないと夜更かししてしまいそう。

コバラが空いたので、



さっそく、バゲットサンド=カスクルートを食べることに。
一番シンプルな ハム&チーズ&無造作に塗られたたっぷりバター、
のサンド。
ボリューム満点です。

シャンゼリゼ通りの人々を見ながら 食べられればよいと
思って選んだお店だったので、お味はそれなりでしたが、
本当にお腹いっぱい☆

明日へのエネルギー補給完了です。

あら


マックバゲットにすれば良かったかぁ??!!

おフランス限定です☆


ツールドフランスパン 2-1

  • 2012.06.14 Thursday
  • 20:29
さて、パンを求める旅 in Paris 名付けて
「ツールドフランスパン」 いよいよ本番です!
という気分でスタートした 2日目。

早速、お目当てのパン屋さんを目指して地下鉄を乗り継ぎ、地図を片手に・・i phoneのコンパスと通りの名前を頼りに・・・

発見!そっかー、そうだよね こういう小さいパン屋さんを
探していくんだもの。土地勘のないところで、これは結構難儀だわ!

●ロートル・ブーレンジュ





石の壁が印象的なステキな店内。そして、何よりも素朴で見るからに力強そうな、おいしそうなパンたち!!

こちら、薪窯で焼くパン屋さんなのです!

1軒目にして、薪窯を見せてもらえるか、そもそもちゃんとお願いができるかしら・・とドキドキしていたのですが。

幸い、平日の午前中だったためかお店が空いていて、店員さんに思い切ってカタコトの英語で、自分のショップカードを見せながら・・窯を見せてほしいのー!とお願いをしてみたら。快くOKしてくださって!

近くで薪窯が見られました^^


年季の入った、奥行きのかなりあるオカマ。
間口はそれほど大きくなくて、高さも低め。
下から 薪を入れて炊き上げるそう。

バゲット以外はすべてこの薪窯で焼いていて、
看板メニューは 写真、右上の「グランカンパーニュ」。
長さ1メートル、重さ3キロもあるんですって!!

なるほど、このオカマだと、丸く大きく焼くよりも
細長く大きく焼いたほうが 均一に焼けそうです。

厨房のほかの器具、ニーダーやホイロなども年季が入っていて
お店の歴史を感じると共に、モノを大切に使っている店主の
温かさや優しさが伝わってくるようで。

こちらまで温かい気持ちになるようなお店でした。

たくさんのパンを買いたかったけれど、今後のことを考えて
ちょっと控えめに・・・


*カンパーニュ



*シリアルたっぷりのライ麦パン2種

カンパーニュ、ぱっくり!がっつり!とした焼き色になんとも惹かれます。クラストが厚くて、クラムは思いのほか しっとり。
酸味がほんのりあって、でもきつすぎず、旨みが強い。おいしいです。

これがフランスのカンパーニュかぁ・・なんて、感慨深く、いただいたわけです。粉も、水も、酵母も、そして何よりも気候、文化が違う、っていうことを1軒目から感じられて大満足の滑り出しとなりました。

ちなみに丸ごとすべてを、一人ですぐに食べきれるはずもなく・・
味見をして残りは日本に持ち帰ることに。

そして、上の写真達は、ホテルに持ち帰るまで待てず・・パン屋近くのカフェのオープンテラス席で 広げて パシャリ!!
通行人に不審な目で見られていましたが(笑)自然光で撮ったほうが、断然パンたちがキレイに写るし、試食も待ちきれないんですもの。

今後もそんな感じで撮ったパンたちばかりが出てきますので、どうぞよろしく^^

ツールドフランスパン 2−2

  • 2012.06.14 Thursday
  • 19:58
街を気ままに歩きながら、市場に寄ったり、お店に入ったりしながら2軒目へ。

パリの合羽橋、といわれている レアル駅でお買い物!と思っていたら、
行列を発見!それが、2軒目のお目当てのお店でした。

●ジュリアン



混んでいます。そして、こちらも間口の小さめのお店。でも・・



バゲットコンクール優勝・入賞の数々☆
そう、有名店なのです。



混んでいるお店だと、すぐにパンを決められるか、ちょっとドキドキしてしまいます。
でも うまく注文できた〜!というか、定番メニューを選んで大正解だった〜!



*ハーフサイズの バゲット・トラディション


*ミニサイズの パンオショコラ

これが、2品とも絶品でした^^
バゲットの香りが、めちゃくちゃいい香りで、粉の味が甘みがあって、旨みが深くて。バリッとしているのだけれど、硬いだけではなくて、もちっとしている。

そう、私の頼りにしていた本によると、最近はパリでも焼きが浅め、柔らかめのバゲットが流行っているというか、支持されているそうで。昔みたいに「フランスのバゲットは、唇が切れるほど硬い」とか「フランス人はクラストが好きだから、クラムは潰して食べるらしいよ」みたいなことがナイ!ということだったけれど。

確かに、バリッバリ、ガリガリという感じよりは、パリパリ。
バッサバサではなくて、適度にもちっとしてる。
と感じました。

それにしても、粉の味が明らかに違うんです。日本で食べたことがないバゲットの味。
実は、この後 何本かバゲットを食べることになるわけですが、ここ
ジュリアンのバゲットが、私の中ではナンバーワン!でした。

また食べたい〜^^

そして、パンオショコラも、一層1層がしっかりしていて
ガリッとするほど、パリパリしている。のだけれど、パイではなくて
ちゃんとパン生地ですよ〜という 生地感があって、噛み応えがある。
そして、バターの香りがとてもステキで鼻に抜けて、脂っこさが全くない。

実は私、あまりクロワッサン系が好きではなくて、日本でもあまり食べないのですが、これは、何度も思い出してしまうほど、美味しかった〜^^

こうして、書いている間に、もちろんまた思い出して・・食べたいなぁ・・と思っている食いしん坊な私です。



ツールドフランスパン 2−3

  • 2012.06.14 Thursday
  • 18:27
2軒目のパンたちを食べつつ、パンの道具を買い→パリで一番古いケーキやさん「ストレール」で ババを食べ→オペラガルニエ見学で パリの豪華さに触れ→サントレノ通りでお買い物→
→ルーブル美術館を通り抜け→サンジェルマン・デ・プレへ

●bread&roses




デリとパンがイートインで楽しめるお店です



スープ、とオーダーしたら、こんなに盛りだくさんのセットで登場!
スープもこんなに並々と☆

お味はキャロットとコーンのような?塩分控えめで、動物系のダシの味も感じられなかったので、かなりあっさりとしたお味ながらも、ぽってりとしたトロミがあって。カラダに優しい栄養をチャージできました。

パンもライ麦に雑穀、ナッツがたっぷりで 見た目通りのどっしり食感。しっとりとしていて、酸味はほとんどなく、食べやすかったです。

というわけで、盛りだくさんの2日目、これにて終了です!

ちなみに そうでした。番外編
一日の最後に行ったスーパーに置いてあるパンはこんな感じ。



種類もたくさん。バゲットが無造作に下の籠に入ってます。


ツールドフランスパン 3−1

  • 2012.06.14 Thursday
  • 17:53
paris滞在3日目は、快晴!一日Tシャツで過ごせるほど、お天気でした。
気持ちも軽やかに この日もパン屋目指してスタートします!

●ガトー・エ・デュ・パン



見るからにモダンでオシャレ〜!

こちらは、「ケーキとパン」という店名が示すように
パティシエとブーランジェが組んでオープンしたお店です。


店内が撮影NGだったので、お店の外から、うっすらと店内が見えるかしら?という感じですが、平台に魅力的なパンがたくさん並んでいて・・・

黒がメインカラーの店内にパンが映えて・・
どのパンもキレイで美しく、またなんだかオシャレで。
テンションが上がってたくさん買い込んでしまいました。





基本的に、パリのパン屋さんは簡易包装で、個々の紙袋には入れてくれるけれどまとめるためのビニール袋や紙袋はないところがほとんど。エコバックは欠かせません。

なので、このような、しかもこんな立派な紙袋があるのはケーキ屋サンでもあるからなのかもしれません。

パンは、下左・・アンズ・ナッツ入りのパン、下右・・くるみパン
上左・・カンパーニュ小サイズのハーフ、上右・・ライ麦パン

その他に バゲットと、カレンズとくるみのプチパンを食べ歩きしました。



どのパンも、しっかりと焼きこまれていて、噛めば噛むほど小麦の味がしてくる美味しさ。
食感や具材のバランスがよくて、他のパンも絶対においしいはず!と思うパン屋さんでした。

そして やっぱりオシャレさって、重要よね、と実感させられたのでした。

ツールドフランスパン 3−2

  • 2012.06.14 Thursday
  • 15:00
今日は1軒目から飛ばしすぎた・・と思いながら、たくさんのパンたちを抱えつつ2軒目へ。

途中でふらりと入った本屋さんにて、レシピ本などを購入。まーた荷物が増えちゃった。でも旅の途中で「また後で来よう」と迷ったものを後から買いに戻れたためしがないので、即断即決するようにしています。

●ピシャール





週末には、ワゴンがでるほどの人気。
確かにひっきりなしにお客様が入っていきます。

お店の両側に、ケーキ屋サンのようなガラスケースにパンがたっぷりと並んでいて、わぁ〜っと圧倒されるほど。



そして、店員さんがみーんな可愛くて 親切☆これで、かなりポイントアップ(笑)


*バゲット・ピシャール


*りんごのタルトといちじくのパン

りんごのタルトの生地の薄さ、またカスタードなどの入っていないあっさりさが絶妙で、ペロリとひとつ食べてしまったほど。

あ〜
ブリオッシュも試してみればよかったなぁ・・と思いました。



大きなプリオッシュとナンテール。

次回はバゲットだけでなくて、ブリオッシュも他のお店でも食べてみようっと。

ツールドフランスパン 3−3

  • 2012.06.14 Thursday
  • 14:55
2軒目ピシャール→パリの2大蚤の市のひとつ、ヴァンブの蚤の市へ →本日の3軒目

●パン・ド・シュクール



今 注目のマレ地区近くにあり、オシャレな店内とパティシエの作るパン、という斬新なテーマのお店なので、多くのガイドブックにも取り上げられているようです。


パリっ子も行列。遅めのランチでサラリーマンが多いのかしら!?



ジュエリーのようにディスプレイされた、カラフルなサンド。これは見たこともないパンたち!緑は海草のようで、赤はビーツかな?
とにかく、他のパンもキレイで、本当にケーキのよう。

お昼にサンドを、と思ったのだけれどボリュームがありすぎて食べきれなそうだったので、プチパンと、持ち帰りようのパンを買うことに。


*ほうれん草とベーコン・チーズ

生地に適度なヒキがありつつ、歯切れもよく、みっちりした生地が美味。具材もたっぷりで小さくても満足感があります。


*ローズのプリオッシュ

リヨン名産という「ローズプラリネ」が入ったブリオッシュ。甘い砂糖の塊のようで、ローズ??って感じ


*フルーツのたっぷり入った パンドミ

生地がつながらないほど、どっさり入ったドライフルーツ。あんず、レーズン、プルーンが入っています。アンズの爽やかさが印象的。また生地がふんわり、ではなくてもっちりしているところも 私の好みでした^^

パリのパン屋さんも2パターンあって、昔からの伝統的なパン屋さんが今もベーシックなパンで人気を保っているパターンと、新しいパン屋さんはケーキとの融合で、オシャレで一ひねりある凝ったパンを作って人気を得ているパターン。

この日は ニュータイプのパン屋さんが1軒目と3軒目。2軒目のピシャールはどちらかというと伝統的なパン屋さんタイプ、だと思います。

むふふ、やっぱりパン屋めぐりはおもしろい^^と思った パリ3日目でした。

この後 サンルイ島に渡り、「パリで一番おいしいアイス」とウワサの ペルティヨンの行列に30分ほど並んで、ジェラートを食べ→ショッピングをしながら ノートルダム大聖堂へ(土曜日のミサをやっていて 感動しました)。そうそう、他の教会で2回も結婚式に遭遇しました。普通に通行人も参加させてくれる、というか、見学させてくれるなんて、日本じゃ考えられないですよね。

とまた、盛りだくさんの一日でした。
パンを日中に食べ過ぎて、ちょっとアゴが痛くなってきた(笑)というか、今までアゴが痛くなるという経験をしたことが無かったので、お年寄りが私のパンを食べてアゴが痛い、といっているのは、こういうことか・・と初めてわかり、また勉強になりました。



ツールドフランスパン 4−1

  • 2012.06.14 Thursday
  • 13:09
さて、パリ滞在4日目は、日曜日。
デパートも、スーパーも、ショップもほとんどお休みで、もちろんパン屋さんもお休みのところが多いのです。

アゴも痛いことだし、今日はパン屋めぐりはほどほどに、のんびりしようかな(笑)と思いながら、それでも やはり、朝のスタートはパン屋から!

さて。と、目的の駅 Dupleix に着いたら、駅前のアーケードで市場をやっていて、これらが思いのほか充実していて面白かったので、一部ご紹介!


何でもあるんです。まずはパン屋さん。街のパン屋さんよりお値段もお安いです。


お花屋さんも。バラが10本で6ユーロとかなりリーズナブル。男性も 普通にお花を買っていきます。ステキ☆

魚屋さんも。チーズ屋さんも。卵専門のお店も。
お肉屋さんも。



う、うさぎさん !丸ごと。


チキンの丸焼きだって、こんなにたくさん。
お祭りのときの屋台みたいで、見ているだけで楽しいんです。駅前をちょこっと歩くだけで、すべての品物が買えるなんて、とっても便利!

そっかー。
日曜日は スーパーも休みだから、こうゆう市場で買い物をするんですね。過当競争にならず、みんなが生き残れる、共存スタイル!?

ツールドフランスパン 4−2

  • 2012.06.14 Thursday
  • 10:53
・・とか思っている間に、パン屋さんに到着。


●ブーランジェリー・アルザシエンヌ


名前の通り、アルザス地方のパンやケーキがおいてあります。
また、日替わりのフルート(小さいバゲット)が人気とのこと。


レジ前に日替わりフルートが並んでいます。日曜日は、「チョリソーとパプリカ」と「アップル&シナモン」の2種。

シンプルなバゲットは今日はお休みにして、アップル&シナモンをチョイス。


指で押すと、プニっとするくらい、柔らかめでモチモチしています。お天気が今にも雨が降りそうで湿気が多かった影響もあるのかもしれませんが。

シナモンがほんのり香り、りんごのシャクっとした食感も心地よく。バゲット主体の生地なので甘みも りんごの甘みなので食事にあわせてもよさそう。

そして、アルザス地方といえば、

*クグロフ(小)

発酵菓子という位置づけではなく、完全にパン、として作られています。ふわっとしていて、軽め。レーズンが少しと、アーモンドがトッピングされています。バターも、卵も お砂糖も控えめで あっさりしているのでペロリと食べられてしまいます。

こういうクグロフは初めていただいたので、なんだか新鮮。クリスマスにいただく特別なもの、ではなくて 普段使いの菓子パンって雰囲気。気軽に食べられて良いかもしれません。

で、実は本日のパン屋は終了!

この後 エッフェル塔を見に行って→毎月1週目の日曜日は美術館無料の日であることを思い出し、オルセー美術館へ→モンマルトルの丘をのんびり散策 しました。

明日は、お昼には空港に向かわなければいけないのだけれど、どうしても行きたいパン屋さんを残しているので、早起きして行くぞ!と心に決めて、就寝。おやすみなさーい

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Bio Lab ビオラボ

はじめまして。ビオラボと申します。Bio=有機農差物、Lab=実験室という名のごとく、目の前の畑で収穫された有機栽培小麦や有機栽培菜種を絞った油を使った食パンと焼き菓子を試行錯誤しながら焼いています。

●営業日:日曜 10:00〜16:00

素朴で素材の良さをシンプルに感じられるパンや焼き菓子が好きです。でも、ストイックな健康志向は苦手・・・なワタシが美味しいと思えるものをお試しいただけましたら幸いです。 イタリアみたいにクッキーで朝食、なんていかがでしょうか♪その日のラインナップは随時更新していきます。

※当面は店頭販売のみとさせていただきます。

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